洗濯・乾燥・アイロンの生産機能力をフル活用するには、過不足や変更にスムースに対応出来る生産ラインが必要です。大規模リネン工場では、モノレールバッグの持つ多くの機能は欠かせません。
スダコム方式は軽量強固なアルミ成型レールでシステム全体を堅牢に組み立て長期間に渡る,あらゆる負荷に対して、経年変化の少ない構造にしました。また、バッグ停止位置などレールにたわみや、窪みの発生し易い所はステンレス強化レールを使用して万全を図りました。走行車輪は従来方式の、ベアリングを直（じか）に走らせる構造ではなく、樹脂材料でベアリングを覆いました。柔軟性と耐久性を併せ持つ樹脂車輪は走行時の衝撃を吸収し、バッグ及びレールへの負担を大幅に軽減すると共に、静かな走行も実現しました。 賢くて、強くて、静かで、美しいモノレールシステムです。
◇ バッファー（緩衝）機能
バッファー（緩衝）機能により生産ラインの過不足や変更に対応出来ます。
◇ バッグtoバッグ方式
空バッグセッティングが素早く行えるので ｢待ち｣ ストレスがありません。
◇ レール/車輪
a アルミニューム成型レール
高精度加工による形状と、素材の持つ比強度を生かした軽量で、強靭なレールです。
靭懸垂式モノレールには最適で、経年変化の少ない安定走行を実現しました。
b 硬質アルマイト加工
アルミレールは硬質アルマイト加工で仕上げ ました。表面を強固にし、腐食を防止します。
また、工場内に清潔感と美しさを表現します。
c 樹脂タイヤ車輪
柔軟性と強度に富んだ樹脂タイヤは、ベアリングをそのまま車輪として走らせる方式と比較し、多くの利点を生み出しました。
- ：ベアリング及び軸の損傷激減
- ：レール走行面の磨耗、損傷激減
- ：車輪直径３０％Upでスムースで安定した走行
- ：走行音の大幅な減少
d ベアリング
樹脂タイヤで保護されたベアリングは、走行による衝撃が緩和され、交換時期が飛躍的に延長しました。
e ステンレス強化レール（車輪停止位置）
バッグ停止位置は、通常走行箇所と比較し、場所によってはレール上に２～３倍程度の加重が掛かり長期間の繰り返しでレールにひずみや、窪みができ、大きな故障を引き起こします。SUS強化レールは走行面及び側面をステンレス鋼で強化しました。十分な耐久力と強度を発揮します。
標準レール / ｽﾃﾝﾚｽ強化レール / 樹脂タイヤ
切替ポイント
仕分けコーナー
連洗機投入ストックシステム
バッグtoバッグ方式で仕分時のバッグ切替時間を短くします。
半乾燥品ストックシステム
適時、適量を供給します。
半乾燥品ラインモニター
