エアシューターは、リネン品搬送に最適な特徴を数多く備えています。
本業界に導入されて以来、多くの工場で稼働し、その特徴を生かしたユニークな活躍をしています。
輸送経路は直径400m/mのダクトスペースがあれば、垂直、カーブ、遠距離、屋外など、さまざまな条件に適応できます。
スピードを生かした搬送能力も他のマテハン機器とは比較になりません。
複数の吸引地点から複数の到着地点への分岐搬送、同一ラインでの複数分配など、応用範囲も大幅に広がりました。
輸送中の『クールダウン』は、乾燥機でのクールダウンを必要としません。
乾燥機の冷却防止と乾燥時間の短縮が図れて生産性の向上に繋がります。
ぜひ利用したいエアシューター独特の能力です。
◇ エアシューターの機能
Cool : 搬送中にクールダウン
搬送品は風速の速い輸送管の中心部を熱風を飛ばしながら飛行します。
乾燥機でのクールダウンが要らないので、乾燥機の稼働率を up します。
乾燥機を冷やさないので省エネです。
Long : 長い距離を瞬時に搬送
吸込口から遠く離れた(50~100m)目的地へも瞬時に到着。
別棟工場などへの屋外搬送も、 ステンレス輸送管で腐食、風雨の心配なし。
High : 高いところへ一気に搬送
真上の仕上場へ、垂直搬送。
Space : 搬送経路は僅かなスペース
天井、壁際、屋外等、直径400mmの輸送管が通過出来れば OK!
Soft : ソフトに搬送、からみも解消
側面との接触が少ない輸送管の中心部を飛行するので、伸びた状態でソフトに搬送されます。
クールダウン効果
乾燥機でのクールダウンは、エネルギーと時間の無駄使いです。
搬送中に冷却し、乾燥機の熱効率、稼働率アップ、夏場の作業環境の向上、防火対策にも役立ちます。
◇ 作業者補助吸引
作業者が補助する吸引方式は、ブロアー出力(電力料)が半分以下(5.5kw程度)。
◇ 自動吸引
自動吸引方式は大量搬送で使用します。
多品種搬送分岐ライン
1台のブロアで複数の吸込口から複数のレシーバーへの搬送が行えます。
完全乾燥品 並列搬送方式